広島県の倒産情報 / 結婚式場「ル・クラブ・ド・マリアージュ」

商 号 株式会社ドリームワークス
業 種 結婚式場「ル・クラブ・ド・マリアージュ」運営
所在地 広島県
倒産態様 破産手続き開始決定受ける
負債額 負債2億円


「広島」 (株)ドリームワークス(資本金4000万円、広島市安佐南区大塚西6-7-17、登記面=大阪市北区西天満2-10-2、代表杉山幸正氏、従業員20名)は、6月1日に広島地裁へ自己破産を申請し、同日に破産手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は長谷川栄治弁護士(広島市中区上幟町3-25 レオビル6階、久笠法律事務所、電話082-502-0770)ほか2名。破産管財人には、奥野修士弁護士(広島市中区八丁堀5-22 メゾン京口門101、ひまわり法律事務所、電話082-227-5575)が選任されている。

 当社は、2003年(平成15年)8月に設立された結婚式場の運営業者。2004年9月にハウスウエディング形式の結婚式場「ル・クラブ・ド・マリアージュ」をオープンしたほか、挙式や披露宴に関する企画立案なども手がけていた。披露宴会場2施設とチャペルを構え、挙式は1日2組限定の完全貸し切りで対応し、2010年12月期には年収入高約9億6000万円を計上していた。

 しかし、その後は同業者との競合激化、結婚式の多様化・簡素化などで計画通りの申し込みを獲得できず、2019年12月期の年収入高は約6億2000万円にまで落ち込んでいた。この間、設備などへの先行投資に伴う借入金の返済が重荷となっていたため、2017年に披露宴会場イタリア館「ヴィラ・フィオレンテ」を閉鎖する一方で、式場を活用したフォト婚を開始するなどで集客力の向上に取り組んでいた。こうしたなか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で予定していた挙式がキャンセルとなったり、緊急事態宣言を受けて臨時休業を余儀なくされたりして資金繰りが急速に悪化し、ついに支えきれなくなり、5月31日に営業を停止した。

 負債は約2億円の見込みだが、今後変動する可能性がある。

 なお、広島県内での新型コロナウイルス関連倒産は6件目で、中国地方では13件目。
引用:帝国データバンク
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| カテゴリー : blog | 投稿者 : tera