業 種 スペイン王室御用達の宝飾品 「CARRERA Y CARRERA(カレラ・イ・カレラ)」を販売
商 号 カレラ・イ・カレラ・アジア株式会社
所在地 東京都
倒産態様 破産手続き開始決定受ける
負債額 負債5億6000万円
「東京」 カレラ・イ・カレラ・アジア(株)(資本金1000万円、港区東麻布1-23-5、代表石田桃子氏)は、1月8日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は菅野百合弁護士(千代田区大手町1-1-2、西村あさひ法律事務所、電話03-6250-6200)。債権届け出期間は2月5日まで。
当社は、2010年(平成22年)5月に創業100年以上の歴史を持つスペインの宝飾業者「CARRERA Y CARRERA,S.A.」(以下カレラ・イ・カレラ社)の日本法人として設立された。
カレラ・イ・カレラ社は、スペインを代表する宝飾ブランドで、繊細な金細工とデザイン性が特徴で、スペイン王室御用達として認知されていたほか、世界的に著名なセレブにも愛好家が多く、ヨーロッパをはじめ、ロシア、アジア、中東、北米に店舗を構え事業を展開していた。当社では親会社から仕入れた指輪やネックレス、ピアスなどを宝飾卸業者向けに販売していたほか、一般顧客に対し国内百貨店で小売りも手がけていた。
しかし、商品の価格帯が高く、販売が振るわず、2017年には小売店舗を閉鎖。その後、2018年に親会社であるカレラ・イ・カレラ社が経営破たんしたことに伴い、日本法人も整理することとなり、今回の措置となった。