ドローン無線局に即日免許 東海総合通信局
国内東海総合通信局は16日、プロドローン(名古屋市中区)が愛知県で申請していた「特定実験試験局」の免許を付与した。
新ビジネスの創出に向けたドローンの無線局を即日免許したもので、国家戦略特区における電波法上の特例措置として即日免許を行った。
同局では「愛知県内の国家戦略特別区域で予定されている電波を活用した実証試験や技術開発などの促進が期待される」としている。
愛知県は無人飛行ロボット実証プロジェクトとしてこの特区の指定を受け、災害地や農山村地域の社会的課題解決や新ビジネスの創出に向け、火災消化活動や害獣捕獲支援など、利用可能性の拡大に向けた実証を行うことにしている。
■特定実験試験局の免許概要
免許人:プロドローン
移動範囲:名古屋港南5区(知多市緑浜町)、矢作川浄化センター(西尾市港町)、愛・地球博記念公園(長久手市茨ヶ廻間、長久手市岩作三ヶ峯)、藤岡ヘリポート(豊田市深見町)
免許の有効期間:平成31年3月31日
(画像:東海総合通信局)