東京都の倒産情報/烏山運輸株式会社

「東京」 既報、烏山運輸(株)(資本金3550万円、大田区山王3-18-2、代表佐々木宗一氏)は、2月3日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は鈴木太一弁護士(千代田区霞が関3-2-5、宗田親彦法律事務所、電話03-3580-1787)。債権届け出期間は3月3日までで、財産状況報告集会期日は5月13日午後1時30分。

 当社は、1970年(昭和45年)1月に設立した貨物自動車運送業者。パン小売店や菓子店など向けに食品、飲料の輸送を手がけていた。主に関東一円をエリアとして、工場、倉庫から各店舗や物流拠点への輸送を行い、主力取引先の受注が堅調であった2002年9月期には年収入高約5億1000万円を計上していた。

 しかし、採算の低い大型トラックから小型トラックにシフトしたため全体の受注量が減少し収入高は漸減。その後、営業深耕が奏功し取引が拡大し収入高は改善していたなか、2016年に主力得意先の破綻により多額の不良債権が発生。翌2017年8月には九州運輸局より行政処分を受け、福岡営業所が一時使用停止となる事態に陥り、2019年10月末には事業を停止していた。
貨物自動車運送
 負債は債権者約40名に対し約2億円。 引用:帝国データバンク
| カテゴリー : blog | 投稿者 : tera