岐阜県の倒産情報/アカヲ美術印刷株式会社

「岐阜」 既報、アカヲ美術印刷(株)(資本金6500万円、羽島郡岐南町徳田7-34、代表安藤公二氏)は、2月9日に岐阜地裁から破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は久保田宏弁護士(岐阜市江川町33 メゾンドモンターニュ2F、くぼた法律事務所、電話058-214-4875)。債権届け出期間は3月23日までで、財産状況報告集会期日は5月11日午後1時30分。事件番号は令和2年(フ)第461号。

当社は、1950年(昭和25年)9月に日用雑貨品、広告宣伝用マッチの卸を手がけていた(株)アカヲ商会(TDB企業コード:450000592、現:(株)アカオ)のマッチ部門を分離する形で設立されたものである(当時の商号は北川マッチ(株))。その後、休眠状態となっていたが、66年(昭和41年)12月に現商号に変更する形で印刷業として事業を再開し、近年においては主に通販用カタログの印刷を手掛けていた。特に、各種印刷機や製本設備などの導入を積極的に進めて印刷から製本までの一貫体制を構築し、2014年6月期の年売上高は約26億8000万円を計上していた。

しかし、近年では受注価格の値下がりによって2020年6月期の年売上高は約24億8800万円に減少すると同時に採算悪化を余儀なくされたことで資金繰りに行き詰まり、2020年11月30日に事業を停止していた。

負債は約17億円。

| カテゴリー : blog | 投稿者 : tera