北海道の倒産情報-東北海道重機有限会社2020/01/29

業 種 クレーン作業工事、建設機械器具賃貸
商 号 東北海道重機有限会社 ヒガシホッカイドウジュウキ
所在地 北海道
倒産態様 破産手続き開始決定受ける
負債額 負債1億2300万円

「北海道」 既報、2019年7月9日付で事後処理を弁護士に一任した東北海道重機(有)(資本金500万円、登記面=釧路市星が浦南1-5-35、代表及川厚氏)は、1月14日に釧路地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は小西憲臣弁護士(釧路市浦見2-2-23、弁護士法人小西法律事務所、電話0154-68-5888)。財産状況報告集会期日は4月22日午後1時30分。

当社は、1974年(昭和49年)8月に設立。クレーン作業工事を主体に同業他社や土木建築工事業者への建設機械器具の賃貸を行っていた。倒産した企業の第二会社として設立され、旧債の負担から設立早々に行き詰まった経緯はあるが、86年7月に現代表の体制となって営業を再開させてからは、機動力を活かした小回りの利く営業が大手ゼネコンや釧路管内土木建築工事業者から重宝され、2001年3月期の年売上高は約1億2400万円を計上していた。

しかし、公共工事の縮減から2012年3月期の年売上高は約6400万円にまで落ち込み、建設機械設備の負担も重く赤字決算が続き、債務超過に陥っていた。厳しい経営状態が続くなか、2013年には保有重機を全てリース物件とし経費負担軽減を図ったものの、業況低迷が続いて収益体質の抜本的改善に至らず、資金調達のメドがたたずに決済難に陥り、昨年5月31日までに事業を停止していた。

負債は2019年3月期末時点で約1億2357万円。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

| カテゴリー : blog | 投稿者 : tera