八ッ場ダムが台風で一気に満水に

2019年10月13日の強力な台風19号(ハギビス)が来たせいで、一晩で一気に満タンになってしまった。

それほど今回の台風が強力で雨量が多い台風という事だろう。また全国各地に甚大な被害を及ぼしたが、

もし、この八ッ場ダムがなければ1947年9月(昭和22年)に発生したカスリーン台風級の甚大な被害が今回も発生しただろう。

話によると当時のカスリーン台風の被害を教訓に八ッ場ダムの建設計画が始まったらしい。

しかし、カスリーン台風みたいな台風はもう二度と来ないだろうからダムなんて作る必要はないとか反対する者たちの圧力で工事は鎮座したりしていたが、つい最近やっと完成した。もし完成してなければカスリーン台風の時と同じくらいの被害が利根川の氾濫などで出ていただろう。早く完成させてくれた清水建設に感謝である。

八ッ場ダム

カスリーン台風による死者は1,077名、行方不明者は853名、負傷者は1,547名。その他、住家損壊9,298棟、浸水384,743棟、耕地流失埋没12,927haなど、罹災者は40万人を超え、戦後間もない関東地方を中心に甚大な被害をもたらした。

特に、群馬県赤城山麓や栃木県足利市などにおいては土石流や河川の氾濫が多発し、これらの被害者を中心に群馬県では592人、栃木県352人の死者を出している。また、利根川荒川などの堤防が決壊したため、埼玉県東部から東京都23区東部にかけての広い地域で家屋の浸水が発生した。この地域で大規模の洪水が発生するのは1910年明治43年)8月の大洪水(以下、「明治43年の大水害」と記す)以来であった。 Wikipedia 引用

八ッ場ダム満タン

予定ではダムが満タンになるまで2〜3ヶ月くらいかかると言われてたのがたった一晩で満タンになってしまうほどの雨量があったという事だろう。

八ッ場ダム完成

| カテゴリー : blog | 投稿者 : tera