業 種 自動販売機・冷凍冷蔵ケース販売
商 号 株式会社マツキ
所在地 京都府
倒産態様 破産手続き開始決定受ける
負債額 負債2億4000万円
「京都」 (株)マツキ(資本金1000万円、向日市上植野町下川原21-5、代表松木俊道氏)は、1月23日に京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は向井理佳弁護士(京都市中京区間之町通竹屋町下る楠町610、むかい法律事務所、電話075-223-1770)。
当社は1958年(昭和33年)3月に創業、89年(平成元年)8月に法人改組した自動販売機・冷凍冷蔵ケース販売業者。主に京滋地区の食料品店や飲食店などを対象に、各種自動販売機(タバコ、飲料、酒類など)や冷凍冷蔵ケースの販売・メンテナンスを手がけ、付随した内装工事や立体駐車場装置のメンテナンス業務なども行っていた。98年以降は業務用自動炊飯器「ライスロボ」の販売も手がけ、97年7月期の年売上高は約2億5000万円を計上していた。
しかし、喫煙者の減少に伴いタバコ自動販売機の設置需要が減少したほか、同業者との価格競争などもあって売り上げが減少し資金繰りが悪化。2005年には担保不動産が差し押さえられるなど、取引先からの信用失墜を招いていた。近年は5000万円程度の年商規模にまで落ち込み資金繰りが限界に達したことから、2016年12月に事業停止。ここへ来て、今回の措置となった。
負債は約9名に対し約2億4000万円。
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