ドライバーや運行管理のメタボリック症候群対策
日々ハンドルを握り請け負った荷物を目的地まで運送するドライバーは、ハンドルを握っている時間が長く集中力を必要とするものの、身体を大きく時間は荷物の積み下ろし時のみなので、消費されるカロリーが少なくなってしまいます。
しかも、各業界により荷受けから荷降ろしに至るまで希望の時間が異なりますし、多くの距離を走行しなければならないからこそ、昼夜逆転生活になったり終日にわたって運転を続けるという事も珍しくありません。
そのため、基礎代謝量が低下する深夜帯などに高カロリーな食事をする機会も多いので、運動不足と生活習慣の乱れによりメタボに見舞われやすい条件が整っています。
メタボは単に身体に脂肪分を多く蓄積していてふくよかな見た目になっているだけではなく、尚一層進行したり対策を施さず現状のまま過ごし続けてしまうと心臓病や糖尿病、脳卒中や心筋梗塞といった重大な病気に繋がります。
ドライバーという特徴から、運転中に突如として意識を失うような症状に見舞われてしまうと他者を巻き込んだ大事故に繋がりかねないですし、メタボになると睡眠時無呼吸症候群も発症しやすくなるので、絶え間なく集中力を要するドライバーとしては非常に危険な状態で業務に勤しむ事になってしまいます。
そこで、ドライバーが見舞われやすいメタボを解消するためには運動習慣を持つようにする事や生活習慣の見直し、食生活の改善が効果的なので健やかな身体を取り戻すべく意識的に行うようにしましょう。
これまで運動習慣が無かった方にとっては、日々の生活の中に運動習慣を持つ事に抵抗感を抱く方は少なくないですが、メタボを解消させるためには決して激しい運動をする必要はなく、1週間に3日間もしくは5日間にわたり30分から1時間程度歩くだけで高い効果があります。
しかも、負担にならない運動の方が激しい動きよりもメタボに効果的であるという研究結果もあるため、ドライバーであれば取り分けて大きい太ももの筋肉などを動かすように意識しながら、荷積みや荷降ろしをすると効率的かつ効果的です。