あおり運転が減らない

あおり運転

大きな事故を起こすなどして最近話題になっているのが、あおり運転です。

このあおり運転は近年社会問題化してはいますが、実は自動車が普及し始めた時代から存在している問題になります。

そもそも日本に限らず車の運転免許というのは一定の試験を受けた後、ほぼ全員に交付されるものですから、必ずしもドライバー全員が高い倫理観と遵法意識を持って運転をしているわけではありません。

相手が軽自動車であったり、運転者が女性やお年寄りであると特に強気になって、車間距離を詰めたりもしくは追い抜いて急ブレーキをかけるなど非常に危険な運転をする人間が後を絶たないのです。

最近になってようやく問題化したのは、ドライブレコーダーなどの普及が大きいと考えられています。以前であれば車の中からビデオ撮影をするなど非常に特殊な手段をとらなければ、あおり運転の証拠を掴むことができませんでした。

しかし現在では車の前方、あるいは後方に向けてカメラが設置されており、運転中はつねに撮影されているため、しっかりとした証拠が残るのです。こういったこともあり、煽り運転に対する社会の目は非常に厳しくなってきています。

危険運転といった法律も制定されており、これからますます厳しく規制される方向に向かうことは間違いありません。ところが煽り運転自体は数を減らすどころか、ますます件数が増えているというのが実情です。

いくつか理由は考えられますが、一つには現代社会が抱えるストレスの大きさがあげられるでしょう。普段はおとなしいけれどもハンドルを握ると人が変わったように乱暴な運転をするという人種は、一定数いるものです。

このような人は普段は抑圧されて社会に対し我慢を強いられていると感じています。しかし何らかのスイッチが入った時にそれが解放され、凶暴な振る舞いをするという仕組みです。

そのスイッチがたまたま運転であったりすると、煽り運転なども辞さない凶悪なドライバーに変貌してしまいます。

残念ながらドライブレコーダーの普及が進んだ現在でも、煽り運転の件数はさほど下がっていないため、自動車教習所での教育や運転免許の再交付の妻に講習を受けるなどして少しずつ危険性を広めていくしかありません。

もちろん法律的な側面も無視できないポイントです。例え事故に繋がらなくても、飲酒運転に対しては厳罰が科されるように、煽り運転に対しても同様の対策が取れるような法的な整備が求められています。

ドライブレコーダーなどとは別に現在は自動運転などAIによる運転機能が少しずつ進歩していますので、物流やタクシーなど社会のインフラの一部のドライバーは少しずつAIに置き換わっていく可能性があり、それに伴って煽り運転が減っていくかもしれません。

さらに運転サポートの技術も発達してきているため、前方の車との車間距離を詰めようとすれば自動的にブレーキがかかるといった機能も搭載できるようになるでしょう。人間の教育とともに技術の発展が、煽り運転の発生を抑えてくれるものと期待されています。

| カテゴリー : blog | 投稿者 : tera-tech